【第23回まちだ男女平等フェスティバル】2月4日、5日
初日のメイン企画は、ホール満席。
#町田ヴィヴァーチェ管弦楽団 の演奏でスタート。小学生から大人まで幅広いメンバーの素晴らしい演奏、やっぱりライブっていいですね😊
基調講演は、弁護士の#角田由紀子 さん「ジェンダー平等社会でみんな幸せに暮らしたい!!」
「性売買」の問題を抜きにしてジェンダー平等は無い、と、公娼制度の歴史のお話から始まりました。特に、戦後のRAA(進駐軍向け特殊慰安所=国策売春施設)が、敗戦後数日で設置されたことには、衝撃を受けました。開業の目的としては、一般女性がレイプ被害に遭わないように、性病まん延防止のため、としながら全く功を奏さなかったわけですが、「娼婦と淑女」に分けるという、どちらにせよ男のために存在する女、という扱い。
「売春」という言葉の曖昧さが法律用語としてどうなのか、売る、という言葉を使うことで女性が自発的に売っているような表現だ、と角田先生は強くおっしゃっていました。1956年の売春防止法では、売った側を補導し、更生する、というトンデモ法だった訳ですが、やっと#困難女性支援法 成立によって、その部分は削除されます。
売春は違法、としながらも #風営法 で「性交類似行為」は合法として存在しているので、実際は性売買が行われているのが現状の日本。
スウェーデンのように買春者の処罰とセックスワーカーの保護と支援が、人権擁護であり、ジェンダー平等な社会なのではないでしょうか。
#困難女性支援法 は2024年施行。
パブコメは2月18日まで。