11月11日(木)シバヒロ前でフラワー遊説をしました
フラワーデモは、2019年に続いて起こった性暴力無罪判決をきっかけに、性暴力被害や事件の司法判断に抗議する女性たちが声をあげ、全国に広がった運動です。#MeToo,#WithYouなど耳にしたことがあるかと思います。性被害者がこれ以上沈黙を強いられないために、性暴力のない世界を目指して毎月11日に全国各地で声をあげています。
女性の13人に1人、男性の67人に1人は、無理やりに性交等をされた経験があり、そのうちの56.1%が、そのことを誰にも相談していない、という2017年内閣府の調査があります。性被害と認識できるのは被害にあった約半数の人、さらに性被害と認識するまでに6-7年かかっている調査結果もあります。わたし自身、そしてわたしの周りでも、性被害に遭った人は本当にたくさんいます。あなたのまわりにもまだ話せずにいる友人がいるかもしれません。声をあげられずに震え、苦しんでいる仲間のためにも、このように声をあげ続けていくことは必要です。
あなたは悪くない!
なぜ、夜道を一人で歩くとき、怯えなければならないのでしょう。
なぜ、満員電車や日常生活の中で痴漢に気を付けなければならないのでしょう。
そしてなぜ、被害に遭った側が黙らされ、苦しみ続けなければならないのでしょう。
同意のない性行為、あらゆる性暴力は、人権侵害です。犯罪行為です。
わたしたちの身体はわたしたちのもの。わたしたちは自己決定できるのです。自分自身を信じて、自信を持って生きていきたい。
町田市では、2001年の「男女平等参画都市宣言」に基づき、「町田市男女平等推進計画」を策定し、現在は2022年度から2026年度までの「第5次町田市男女推進計画」を策定しています。この計画に基づき、男女平等センター設立、女性の相談事業、若年層へのデートDV防止啓発講座なども実施していますが、暴力根絶に向けた対策、相談窓口の周知、SNSやHPの活用など、まだ十分とは言えません。
男女平等といいながら、審議会等における女性比率は27.9%、東京49自治体中43番目、市議会議員は33人のうち女性は8人、24.2%です。
生活者ネットワークは、40年以上女性を議会に送り続けています。
意思決定の場において多様性を進めていくことは、女性だけでなく、だれもが幸せになる社会の実現につながると確信しています。
個人的なことは、政治的なこと!
女性たちが日常の暮らしの中で直面する個人的な悩みは、実は政治的な権力構造の下で作り出されているものもある、ということに声をあげていきましょう。