日本語を母語としない子どもたちの活動

8月27日に、町田市在学の外国につながる小学生ための「子ども教室」を見学させていただきました。
「子ども教室」というのは、#町田国際交流センター で毎週土曜日に、町田市に在学している外国籍の小学生(帰国子女を含む)の日本語の勉強と学校の勉強を、ボランティアの方がお手伝いする教室です。
普段はマンツーマンで学習しているのですが、この日はお楽しみ会ということで、腹話術とバルーンアートを、子どもたちと日本語ボランティアの方々、桜美林大学学生ボランティアさんが賑やかに楽しんでいました。
子どもたちも腹話術の人形の言葉に反応して盛り上がったり、教えてもらいながら自分たちで作ったバルーンアートのミツバチを振り回して遊んでいました。
そんな中、別の部屋で学習する子どももいました。お母さんも付き添いで来ていたので、まだ通い始めたばかりの子なのでしょうか。
自分は目の前の人が話している言葉が分からないが、周りの人は理解して反応している。外国に行った時や、周りで自分の分からない言語が飛び交っている時、このような気持ちになったことはありませんか。
子どもたちが自信を持って生きていくために、言葉の壁を取り除くことは、第一にやるべきことではないでしょうか。この「子ども教室」が居場所となっている子どももいる、とスタッフの方がおっしゃっていました。
町田市が「子どもにやさしいまち」であるなら、一人ひとりが必要な支援、教育を受ける権利があります。9月2日に、町田市議会で「日本語を母語としない子どもたちへの日本語学習支援について」質問します。