「女性への性暴力をなくそう」フラワ―遊説 10月11日

【フラワー遊説】2022年10月11日
#フラワーデモ に賛同し、毎月11日に町田・生活者ネットワークは「女性への性暴力をなくそう」という横断幕をもって、#町田センタービル 前でお話をしています。

「女性への暴力をなくす」

議会レポートをお配りしています

昨日は #セクシャルリプロダクティブヘルスライツ についてお話ししました。セクシャルリプロダクティブヘルスライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)とは、すべての人の「性」と「生き方」に関わる重要なこと。
この長い言葉は、4つの言葉の組み合わせで作られているので、分けて考えるとよりわかりやすくなります。
★セクシュアル・ヘルス
自分の「性」に関することについて、心身ともに満たされて幸せを感じられ、またその状態を社会的にも認められていること。
★リプロダクティブ・ヘルス
妊娠したい人、妊娠したくない人、産む・産まないに興味も関心もない人、アセクシャルな人(無性愛、非性愛の人)問わず、心身ともに満たされ健康にいられること。
★セクシュアル・ライツ
セクシュアリティ「性」を、自分で決められる権利のこと。
自分の愛する人、自分のプライバシー、自分の性的な快楽、自分の性のあり方(男か女かそのどちらでもないか)を自分で決められる権利です。
★リプロダクティブ ・ライツ
産むか産まないか、いつ・何人子どもを持つかを自分で決める権利。
妊娠、出産、中絶について十分な情報を得られ、「生殖」に関するすべてのことを自分で決められる権利です。
米国の連邦最高裁が6月に人工妊娠中絶を選ぶ権利を女性に認めた判例を覆したことがニュースになりました。一方日本の状況は、中絶手術に際し相手男性の署名が必須とされており、未成年の場合は保護者、成人で事情がある場合は、親戚か保護者の署名を求められます。
女性が自由に生きる権利を守る上で、相手の署名が必須だという現状は、女性の自己決定権がないと問題視されています。
#緊急避妊薬 は処方箋が必要で値段も10,000円前後と高価、#経口中絶薬 の認可もおりていない、一体わたしたちの体は誰のものなのでしょうか。
※性交後72時間以内に服用すると、最低でも84%の確率で妊娠を防ぐことができる緊急避妊薬は、多くの国では安価で入手でき、フランスでは来年度からすべての年齢の女性が処方箋がなくても無料で入手できるようになります。
性暴力の加害者にならない、被害者にならないために、自分たちの体のことを知るための包括的性教育は必須科目です。子ども、若者が性に関することを相談したり、性感染症・妊娠の検査など26歳までは処方箋無しで無料で受けられる施設、クリニックの設置を検討すべきではないでしょうか。
私たちの人生と切り離すことができないセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ「SRHR」。自分の体に関する自己決定の権利です!!