メンマ作りを体験しました!
「小野路竹倶楽部」は小野路里山活用プロジェクト実行委員会が、2020年10月に町田市の「まちだ〇ごと大作戦」のチャレンジ事業の一つとして発足した、竹をテーマに楽しむことを目的とした市民団体です。竹灯籠づくり、竹林ハンモックなどのワークショップを企画していて、以前から気になっていました。5月にメンマ作りのワークショップに親子で参加することができました。
会場は小野路宿里山交流館の並びの「ヨリドコ小野路宿」、講師は放置竹林問題を解決したいと「延岡メンマ」を始めた (株)LOAL BAMOO社長の江原太郎さんです。参加者はメンマが大好物という方、「うちの竹林をどうにかしたい」と市外からやってきた方など様々でした。
メンマ作り最初の手順
まず会場裏の竹林に竹を切り出しに行きました。若い孟宗竹は、我が家の小学4年生も竹引きのノコで難なく切ることができました。切り出した2mくらいの幼竹を下の部分から皮を剝いでは節の部分を切り落とし、を繰り返して、穂先部分は皮の部分に縦に切り込みを入れてから皮を剥き、内部の節をくり抜きます。これを茹でて、塩漬けにします。
ここまでが半日の作業。このあと、もう一度塩漬けにしたら、延岡メンマの加工場に送られて、町田市の岡直三郎商店の醤油で味付けされて、7月に立派な町田産のメンマになって戻ってきます。我が家の食卓に登場する日が楽しみです。
日本中をメンマの産地に
タケノコ掘りの時期を過ぎた竹林から新たな食材が生産され、地域独自の味付けも可能なメンマが地域で流通すれば、手入れが間に合わなくて荒れてしまった竹林が減っていくのではないでしょうか。日本中にこの取り組みが広がるといいなと思いました。
私の住む成瀬地域にも、そんな竹林があります。成瀬産のメンマを食べる日もいずれ来るかもしれない、と思いをはせました。