ご存知ですか「シャボン玉運動」 

合成洗剤による水環境の悪化が社会問題になっていた1981年、漁協や農協の生産者団体と生協などが中心となって「協同組合せっけん運動連絡会(現在はせっけん運動ネットワーク、事務局は生活クラブ)」が設立され、安全や環境に配慮した活動を推進してきました。合成洗剤問題の研究やせっけんの改良・普及にとどまらず、広く環境問題に目を向け、飲料水の水質調査や無蛍光衣料の普及、化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)への参加なども行なっています。

1984年から毎年7月を「シャボン玉月間」として、せっけんの使用を入り口に、水環境を守る運動を全国に展開。各自治体へもせっけん利用を呼びかけ、首長のメッセージを集めて公開(HP)しています。2025年は町田市を含む24都道府県、460自治体が協力。つい先日、2026年の運動に寄せる市長メッセージの依頼に、わたしも同行したところです。

わたしたちのまわりの水はきれい?                    
あらゆる水にマイクロプラスチック(5mm以下の微細なプラスチック片)

今年度のシャボン玉運動のテーマは、「水は巡る~せっけんで、きれいな水をきれいなままで~」。
軽くて便利なペットボトルの水。天然水であっても、ろ過する際に使う素材がプラスチックなので、1ℓのペットボトルに平均約24万個のナノプラスチック(マイクロプラスチックの1,000分の1の大きさ)が入っているといわれています。

また、ポイ捨てされたプラごみは、紫外線にさらされ細かくなって道から川へ、そして海へ。化学繊維でできている服は、洗濯する度にプラスチック繊維が排水に入ります。洗剤や柔軟剤に含まれるマイクロカプセルも、同じです。工場排水、例えば製造・加工業やリサイクル施設、汚泥処理センター等からの排水に含まれるマイクロプラスチックは、全て海にたどりつきます。その量は毎年800万トン以上(ジェット機50機分)。それらを海洋生物が食べ、巡り巡ってわたしたちの体内に戻ってくるのです。

環境問題も香害、化学物質過敏症も、解決するにはせっけん

現在建設している新しい学校や、今後に建設予定の(仮称)子ども子育てサポート等複合施設(教育センター、児童相談所、こども家庭センター等が入る)を利用するのは子どもたちです。施設内で使うもの、清掃に使う洗剤や手洗いの洗浄剤などをせっけんにするなど、有害な化学物質、香害に配慮していくことを、議会の中で強く求めています。

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